平成25年の冬から平成26年の春にかけて、映画「永遠の0」が公開された
2018年05月09日
平成25年の冬から平成26年の春にかけて、映画「永遠の0」が公開された。
CG技術の進化は素晴らしく、迫力ある映像と美しい空が描かれ、大ヒットした小説をどこまで凝縮して映画とするかの難題もはねのけて邦画実写作品として堂々6位の作品となった。
ちなみに小生は5回足を運んだ。
岡田准一ほか登場する軍人は皆凛々しく、敬礼も相当練習を重ねたようで緊張感が伝わってきた。7月にはDVD,ブルーレイが発売されると聞き、当然予約してある。
さて、上の写真と同じ日に撮影された18歳の私である。大東亜戦争では同じ年頃の若者が本当に戦場に行き命を落とした現実から目を背けてはならない。手前味噌ながら現代日本への憂いを感じる顔に感じないだろうか。
着用した海軍飛行服だと左袖に階級章があるのだが残念ながら隠れており確認できない。上の写真から想像すると下士官か兵の袖章のような気がする。縛帯を着けた記憶は無く、この上にカポック(救命胴衣)を着けて空母瑞鶴搭乗員の役をしたと記憶している。
映画「連合艦隊」で使われた飛行服はツナギスタイルでダブル仕立ての襟が特徴的であり、近年複製品が出回るセパレート(上下組)でシングル仕立ての服よりも恰好良いと思う。
エキストラであった我々も助監督から敬礼や姿勢について指示されたが、映画を見ると緊張感の無い顔つきで明らかにエキストラとわかってしまう場面が大いに気になる所である。
あの時代の映画を今見ると、飛行機も艦船も完全におもちゃっぽいが、「永遠の0」はその点においても実写?と見間違うほどの出来である。必見です。