守屋新市長誕生後初の議会が開催
2020年06月10日
令和2年5月17日に544票という僅差で初当選を果たした守屋新市長の下での臨時議会が5月28日に開会された。
会期は1日。加藤前市長在任期に執行した専決処分の報告等及び承認が行われた。特に補正予算案関連では多くがコロナウイルス対策に関わる執行の質疑が行われ、選挙前後にネットでも取り沙汰されていた選挙公報と法定選挙ビラに書かれた一人10万円の支給について、守屋市長からの答弁があった。質疑した宮原議員から、誤解を生むような表現は慎むべきとの指摘に、守屋市長も今後市長としてあらゆる情報発信の機会があることから気を付けていくと述べさせたことは意義のあることだと思った。
日本共産党を除く会派代表者が提出者の小田原市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例案は可決されたが、日本共産党の出された同名案については、当初代表者会議において各会派意向調査の際には、報酬及び手当の減額については変更なしと表現していたにもかかわらず、急に大幅な減額案を示してきた経緯についての質疑もあり、疑問を持った出席議員も少なくないと思われる。
監査委員の同意案が提出され、誠風の鈴木和宏議員が選任され、更に大川副議長の辞任に伴う副議長選挙は誠風の井上昌彦議員が選任され臨時議会は閉会した。