平成9年6月議会一般質問
1997年06月01日
平成9年6月定例会
◆9番(加藤仁司君) 通告に従いまして、順次質問してまいります。
初めに、環境美化施策にかかわる市民の意識啓発について伺います。
本市では、平成7年を「環境元年」と位置づけるとともにさまざまな施策を行ってまいりました。特に本年は環境基本計画が策定されるとも聞き及んでおり、市長の21世紀に向けた良好環境の継承のための御努力に対し、敬意と評価をするものであります。また、容器包装リサイクル法の施行に伴い、4月1日よりごみの分別方法が変更となり、市内の各自治会での説明会の開催や関係団体等への周知で所管も大変な作業であったと推察されるものであります。このような状況のもと、本定例会では既に3名の同僚議員も同様項目についての質問もされておりますが、環境美化施策にかかわり大きく2点について質問をいたします。
まず、まちをきれいにする条例に基づく施策について伺います。
平成7年4月のまちをきれいにする条例の施行とともに、平成7年11月1日より小田原競輪場を周辺環境美化対策施設として指定し、また、小田原駅周辺及び小田原城址、市民会館周辺を環境美化促進重点地区として指定しております。既に当指定施設及び地区は、周辺住民はもちろん、当該施設利用者は約1年半の経過によって周知されているものと見られますが、その効果のほどはいかがであるかお尋ねいたします。また、平成8年度には市内の各駅に環境美化促進のための啓発看板の設置等も行われたと伺っておりますが、今後、環境美化対策施設を追加するお考えはないか、あわせて環境美化促進重点地区の範囲拡大や追加指定を行うお考えがあるのか否かお尋ねいたします。
次に、まちをきれいにする条例の第20条には「自動販売機により容器飲料を販売する者は、規則で定めるところにより、当該自動販売機について、空き缶等の散乱を防止するため回収容器を設置し、及びこれを適正に管理しなければならない。」と、自動販売機設置に伴う回収容器の設置の義務をうたっております。しかしながら、市内に多数存在している飲料の自動販売機の傍らに回収容器がない、あるいは破損して使い物にならない容器もしばしば見られる状況であります。そこで、果たして設置の実態調査はしているのかお尋ねいたします。また、自動販売機も場所によっては複数設置しているところ、例えば5基の自動販売機が並んでいるところは5×30リットルの回収容器等不可能場所もあると思われますが、そのような場合どのような指導をされているかお尋ねいたします。
続いて、ごみ収集方法変更について何点かお尋ねいたします。
本年4月1日より施行された本市におけるごみ収集方法の変更は、容器包装リサイクル法への対応をはじめ、市民のごみに対する意識の高揚を図るものとして、全自治会への周知徹底のための説明会の開催や、「広報 おだわら」「ゴミダス」をはじめとする積極的な広報活動が展開され、既に2ヵ月余りが経過したことは周知のとおりであります。変更点については、①燃せるごみ、②紙・布類、③ペットボトル、④トレー・プラスチック容器、⑤缶類、⑥瓶類、⑦燃せないごみ、⑧蛍光灯・乾電池・カセットボンベ、⑨大型ごみの9品目をそれぞれの分類ごとに収集日を設定し、燃せるごみについては週2回、ペットボトル及びトレーについては月2回、コール制の大型ごみを除き、ほかは月1回の収集とし、現在実施されているところであります。さらに注目されるのは、従来、小売店、スーパー等で販売され、ごみ排出に使用していた黒や水色のごみ袋や紙袋に取ってかわり、5種類の指定袋を導入したことにあります。この指定袋は燃せるごみ専用として45リットル、30リットル、20リットル袋の3種類を、蛍光灯専用として45リットル袋1種類を、カセットボンベ・スプレー缶専用として20リットル袋1種類をそれぞれ指定し、4月から実施されておりますが、従来使用していたごみ袋を買いだめしていたり、また余剰分があることから、本市では6月いっぱいまでを周知期間として従来のごみ袋を認め、7月からは指定袋以外のごみ袋に収納された燃せるごみは収集しないこととされております。この指定袋は半透明の炭酸カルシウム10%配合の俗に言われる「炭カル袋」となっており、各市町村においても導入しているところ、またそうでないところも存在しますが、この指定袋をあえて導入したことはさまざまな効果を期待してのことだと思うのですが、どのような効果があるのか、まず第1にお尋ねいたします。
次に、日本全国がごみ収集に関してごみ袋について調査や検討を図っていると推察されるのですが、お隣の東京都ではごみ袋を指定制でなく、ある一定の規格を設け、その基準をクリアした製品を認める推奨制をとっていると伺っておりますが、本市においては袋の選定に当たって推奨制をとる考えはなかったのか、また、今後もそのような考えはないかあわせてお尋ねいたします。
続いて、この指定袋については、既に地方紙等でも取り上げられ、市民や指定袋を取り扱った小売店も大変迷惑を被った指定袋の不足が生じた事態について、私どもにも市民から「どうなっているんだ」とか「足りなくなることを想定しなかったのか」などの問い合わせがありました。私自身、さきの予算委員会でもごみ袋については幾つかの質問をいたした次第ですが、まさか不足する状況は想定できませんでした。しかし、小売店の店頭から指定ごみ袋が一時的にせよなくなったことは事実であります。本指定袋は指名競争入札によって業者が選定されたと伺っております。小売店の一部からは「何度か役所へ足を運んでごみ袋の販売店となったのに、ごみ袋が足りなくなりそうだと問い合わせても、もう在庫がないと断られた」と大変憤慨しておりました。需要と供給という市場原理のもとで毎日を精いっぱい顧客の獲得と誠心誠意お客さんへのサービスに努める小売店にとって、お客さんが求めたものに対して品切れという事態は商売上本来あってはならないことであります。特に近年は大型店の進出やコンビニエンスストア等により小売店と問屋の関係もそのシビアな世界にあって、ともに落ち度のないよう大変気を使う毎日を送っていると聞き及んでおります。現在は、このごみ袋は不足しているところはない状況でもあり、一時的なものだったのかもしれません。しかし、この一時的な状況の中で、店と客の信頼関係が崩れた事態もあるいは発生しているかもしれません。現状の流通関係では、小売店が要求した品物を問屋がすぐに対応できなかった場合、それからの取引に支障を来すことは明白であります。しかし、今回の場合は小売店の取引相手は市であり、指定袋以外を燃せるごみとして認めないこれからにおいて、ずうっと市との取引は続くのであります。そこでお尋ねいたします。今回の指定袋不足はどのような原因で発生したものか、また、前述した入札による契約との因果関係があるのか、御見解を伺いたく存じます。
次に、この指定袋はさきにも述べましたとおり炭酸カルシウム10%配合の袋でありますが、なぜ炭酸カルシウム入り袋でなければいけないのか、普通のポリエチレンの袋ではいけないのかお尋ねをいたします。
続いて、新しいルールによるごみ収集方法実施から既に2ヵ月余りが経過いたしましたが、現場サイドあるいは担当者から見て見直しが必要なものや欠点等の気になる点はあったか否か、率直な御意見をいただきたく存じます。
次に、本市における住居表示実施計画についてお尋ねいたします。
昭和37年の「住居表示に関する法律」の施行に伴い、本市においても昭和39年に 10.47平方キロメートルを第1期住居表示整備区域として決定し、昭和41年より昭和60年までの約20年間をかけて、新町名として栄町、中町、浜町、本町、城内、南町の第1次地区から南鴨宮、西酒匂の第6次地区までの住居表示整備事業が展開され、既に完了しているところであります。この第1期整備事業の完了以来、実に12年の年月が経過しておりますが、本市としては第2期並びに今後整備事業を策定する計画はあるのか、また、あるとすればどの地域を指定しようとしているのか、まず第1にお尋ねいたします。
次に、本市において常に気になっているものの一つに飛び地が存在していることがあります。特に住居表示「前川」については、昭和46年の橘町合併以来、実に25年以上が経過しておりますが、いまだに東は二宮町境から国府津までの国道1号沿いに存在する前川と、順礼街道沿いの工業地域やJR西湘貨物駅を含む前川は国府津を挟み、市民をはじめ前川を訪れる方々や企業も困惑することもあると聞き及んでおります。そこで、この前川の住居表示整備を行う予定はあるのかお尋ねいたします。
次に、橘北地区における橘団地の住居表示についてお尋ねいたします。当地域については、昭和47~48年ごろから単位自治会でいうところの橘団地一般住宅に戸建て住宅を中心として建設が始められ、現在は単位自治会別自治会加入世帯では橘団地共同自治会が 122世帯、橘団地一般住宅自治会が 325世帯、さつきが丘自治会が 104世帯、湘南橘台住宅自治会が52世帯、若葉台自治会が 126世帯となっております。そして、この住居表示は小田原市小竹何百何十何番、橘団地何十何番の何々となっております。このことは特に明細地図を持っておられる皆様は御承知かと存じますが、各戸の地図はもちろんのこと、電話索引に至っては小竹地区と橘団地地区が混在しているありさまで、検索するのにも手間取ってしまうこともしばしばあります。先般、橘団地のある方にお聞きしますと、郵便物は小竹だけの番地でも届くし、小田原市橘団地云々でも届くとも言われました。既に 700世帯を超える方々が生活しているこの橘団地に二重の住居表示が存在し、二十数年にわたり統一性のない住居表示となっている現状に対して、変更する予定があるのか否か最後にお尋ねいたしまして、第1回目の質問といたします。(拍手)
◎市長(小澤良明君) 9番加藤議員の御質問に順次お答えをさせていただきます。
まず、まちをきれいにする条例の施行に伴い、その効果はどうかという御質問がございました。小田原市まちをきれいにする条例では、市内全域での空き缶・吸い殻等のポイ捨て行為を禁止し、特に小田原駅周辺を環境美化促進重点地区、小田原競輪場を周辺環境美化対策施設として指定し、罰則規定を設け、ごみの散乱防止を積極的に推進しております。条例施行の効果でありますが、具体的な数字による比較は行っておりませんが、重点地区内では散乱ごみの量が減ってきたとのことでございます。また、地区内の商店街などでもポイ捨て防止に積極的に取り組まれておりまして、美化意識も広がりを見せてきているようであります。また、環境美化対策施設として指定した競輪場でも、来場者にポケット灰皿を配るなどいたしまして、意識啓発と散乱ごみ防止に努めております。しかしながら、年月とともにポイ捨て禁止の意識が薄れてしまってはいけませんので、今後とも機会あるごとにキャンペーンや美化清掃などの啓発活動を行い、市民、事業者の皆様と協力して、ごみのない「きらめく城下町・おだわら」のために努力をしてまいりたいと考えております。
また、環境美化促進重点地区や周辺環境美化対策施設の見直しや追加などは考えているのかとの御質問がございました。条例では、市内全域でのポイ捨て行為を禁止いたしておりまして、環境美化促進重点地区内では、特に罰則規定を設けて重点的に取り組んでいるわけでございます。しかしながら、この条例の趣旨は、積極的に摘発して罰金を取るということより、ポイ捨て行為をしないような意識啓発、そして自動販売機に空き缶等の回収容器を設置し適正に管理するなど、ポイ捨てができないような環境づくりをしていくことと考えております。そこで、平成8年度には小田原駅周辺だけではなくて、市内の鉄道のすべての駅にポイ捨て禁止の看板を設置いたしまして、また11月には全市一斉清掃を行うなど、身近な地域の美化活動を通じてポイ捨て防止の意識づくりに取り組んでおります。いずれにいたしましても、まずは重点地区内のポイ捨て禁止の徹底方法等を研究し、その上で見直し、追加などを検討してまいりたいと考えているところであります。
また、飲料自動販売機の回収容器設置についての実態調査の御質問がございました。現在、飲料自動販売機の設置届出は全市で2500台余り提出されておりますが、市内全域を臨時職員によるローラー作戦を行いまして、設置届けの未届け分の販売機や、届出は済んでいても回収容器を設置していないもの及びその適正管理が行われていないものなどの実態調査を行いました。その結果、未届けのものには届出するように指導し、届出済みでも届出済証を貼付していないものには貼付するように、また、回収容器を設置していないもの、設置されていても適正管理されていないものにつきましては、文書で勧告し改善をお願いいたしました。また、最近では、地区の環境美化推進員の方から御連絡をいただき、調査して指導をしている例もございます。今後とも、散乱ごみ防止のため努力をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。
次に、飲料自動販売機の回収容器設置の指導について御質問がございました。条例では、自動販売機により容器飲料を販売する場合はあらかじめ市に届出を提出し、空き缶等の散乱を防止するために回収容器を設置し適正に管理しなければならないことになっております。そして条例の施行規則で、その回収容器につきましては自動販売機1台について30リットル以上と規定しており、例えば5台設置していれば 150リットル以上の容器があれば 150リットルの容器を1個でも50リットルの容器を3個でもいい、こういう指導をしているわけであります。そして届出の際に回収容器の材質、大きさ、個数並びに管理者や回収後の処理方法なども書類で御提出いただき、届出済書を交付する際に回収容器の設置とその適正な管理について指導をいたしております。
次に、ごみ収集方法の変更について幾つかの御質問がございました。まず、指定袋の効果についてのお尋ねでございますが、燃せるごみを指定袋に切り替えたのは、まず他地域からのごみの流入を防ぐ、そして半透明の袋にすることによって、中身がある程度見えるので紙・布類やプラスチック製品などの資源ごみの混入を防止できる、また、袋を購入していただくことで少しでもごみを減らす努力をしていただきたいというようなことが大きなねらいでございました。この2ヵ月の実績では燃せるごみの量が大幅に減ってきておりますので、確実に効果が上がっているものと思います。
次に、指定袋についての御質問がございました。今回の指定袋制導入の際には、もちろん東京都のような推奨袋制も検討したわけでありますが、いろいろの面から指定袋制をとらせていただいたわけであります。しかし、指定袋制、推奨袋制双方のメリット・デメリットなどをさらによく比較しながら検討しているところでございますので、よろしく御理解をお願い申し上げます。また、指定袋の不足につきましては、種々多面的・複合的原因があったわけでありますが、特には消費税率のアップを見越して袋の大量購入が見受けられたこと、さらにはどの大きさの袋が必要かということで1世帯で何種類もの袋を購入されたことなどの理由がさまざま相まって、一時的に予想をはるかに上回る大量の受注がありまして、こうした事態が引き起こったものと推察をいたしております。今後は、袋が安定的に供給できるよう努力してまいりたいと考えております。そして、指定袋を炭酸カルシウム入りにした理由につきましては、炭酸カルシウムはごみを焼却する場合に発生する化学物質、特に塩素系の有害物質を中和すると言われておりまして、また、燃焼の際に他のごみ袋に比べて焼却炉を傷めにくいなどのことから選択したものでございます。
また、新収集方法実施後の問題点等についての御質問がございました。新しい収集方法へ切り替わって既に2ヵ月余が経過いたしましたが、この間に浮上してまいりました収集上の問題点といたしましては、ペットボトル、トレー、プラスチック類のように軽いものが強風や通行車両の風圧などにより散乱するという点が報告されておりまして、この点につきましては、6月の補正予算で散乱防止用のネットの費用を計上させていただきましたので、必要に応じて順次対応していきたいと考えております。また、紙・布類の収集日について、雨が降ったりやんだりはっきりしないような天気の場合の判断などについて問い合わせも多く、これにつきましては、収集業者と協議の上、取り残しなどを防ぐため、指定日と予備日の両日とも回収を行うようにして対応をしているところであります。いずれにいたしましても、新しい収集方式を実施していく中で生じてくる問題につきましては柔軟に対応し、今後とも市民の皆様の御意見をできるだけ反映して対応していくつもりでございます。
次に、住居表示整備促進についてのお尋ねがございました。住居表示は市民生活の便宜を向上させ、もって公共福祉の増進に資することを目的に、第1期住居表示整備事業といたしまして、昭和41年から昭和60年にかけて約1047ヘクタールを実施してまいりました。今後、郊外で既に市街地を形成している地域において検討をすることになるわけでありますが、都市計画道路等が予定をされているために、これらの計画の動向を踏まえて、地域住民との合意形成を図りながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
次に、前川の飛び地についてどのように対処するつもりかとのお尋ねでございますが、この地域は字の飛び地等の問題で不便を来している地域でありますことは十分承知いたしております。しかし、住居表示の実施となりますと、区域の骨格となります道路整備の完了後が望ましいわけでありますが、特にこの地域は、区域の外郭をなす幹線道路の整備等が予定されておりますことや、飛び地に限定した区域だけでなく周辺一帯を含めた中で住居表示が必要と考えておりますので、これらの動向を踏まえまして、今後検討してまいりたいと思います。
最後に、橘団地内が字名、地番に加え、団地名と街区番号が重複されておりまして、住居表示をすべきではとのお尋ねがございました。現在の橘団地の住所表現は、県住宅供給公社が昭和46年の旧橘町合併の前後に分譲した際、事業者、自治会等で検討した結果、当時としてはわかりやすく表現をされたと、こんな事情があったようでございます。いずれにいたしましても、この問題に対しましては、過去において地域の皆様方からの御要望は特になかったわけでございますが、今後もそのような不便さが御指摘のとおり生じているということであれば、隣接地区で区画整理事業の計画もございますので、これらの動向も踏まえまして検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
以上をもちまして、9番加藤議員の御質問に対して私からの答弁とさせていただきます。
◆9番(加藤仁司君) 一定の御答弁をいただいたわけでございますけれども、再質問をさせていただきます。
順序は逆になりますけれども、初めに2番目の住居表示実施計画についてということです。今、市長からいろいろお話がありまして、確かに住居表示の件については、いろいろな幹線道路の動向とかいうものを踏まえて行うということで、本来はいつぐらいの時期に行ってくれるのかというところまで追求したいところではあるんですけれども、それ自体がはっきりしないものですから追求のしようがありません。意見ということで二、三述べさせていただきたいと思います。
21世紀に向けて小田原市を「小さな世界都市」ということにしたいという市長の意気込みは常に聞かされるわけですけれども、表現がいいかどうかわかりませんけれども、市民でも例えばここは一体どこなんだろうとか、聞きなれない名前、また、隣に行くと違う番地といいますか違う住居表示になる、ちょっと田舎なのかなというふうな感じがしてしまうのは私一人ではないと思います。やはりある程度整理をしていく、これが21世紀に向けて必要なことじゃないかと私自身思うんです。
先ほど橘団地の件についても質問させていただきました。この橘団地という表現、この団地という表現はどうしても一般的に高層住宅をイメージしてしまうわけですけれども、先ほども述べましたとおり戸建て住宅の方がはるかに多い。しかしながら、橘団地という表現になっている。この橘団地という表現は当たり前のように使っていますけれども、例えば地域の方にアンケートをとってみるとか、どういうふうなことを思っているか、そういうふうなことも何かの機会にしていただければありがたい。これは意見ということにさせていただきたいと思います。
それで、まちをきれいにする条例の施策についての再質問になります。御答弁の中では一定の効果はあるというように私は今認識をしたわけですけれども、先般、議員の有志の者でこの重点地区について清掃作業を行った。空き缶も幾つかはあったんですけれども、やはりたばこの吸い殻はどうしてもあちこちで目についたわけでございます。重点地区であってもそのような状態です。このような環境問題については政策と実施の両輪がうまく回転しなければクリアできない問題ではないかと思うんですけれども、先ほども言いました「小さな世界都市」、また、今回は神奈川県の「かながわ新総合計画21」に広域交流拠点として小田原駅周辺が位置づけられたわけでもございます。このことからしますと、小田原駅周辺というのは小田原の顔とも言えるのではなかろうかと思いますが、この地区をきれいなまちづくりの発信拠点としてもっと実施する面での強化を図らなければいけないと思うんですが、先ほどもいろいろと御答弁いただいたわけですけれども、さらなる強化のためには何かお考えがあるかどうか伺いたいと思います。
あるいは、市長は本年1月の地方紙による新春インタビューでお話しされていたんですけれども、平成9年、この年を「観光元年」にするというようなお話がありました。観光都市小田原を、ごみがあふれているままの状態で、今別にあふれているわけじゃないんですけれども、ごみが目立つ状態の中で位置づけていくイメージというのはないと思います。ある程度そのような整備がされた前提で「観光元年」と位置づけたものと推察されるんですけれども、そう見ますと、市長の考えとして、もう重点地域としての役割は済んでいるんではないか、そうじゃなければ「観光元年」ということに位置づけないのじゃないか、そのような認識をするんですけれども、この点について御意見があればいただきたいと思います。
次に、自動販売機の件ですけれども、ちょっと私は聞き漏らしたかと思うんですけれども、この臨時的なローラー作戦によって調査をした部分というのはいつ行ったのか、この年月を教えていただきたいと思います。そして、その調査の中でいろいろと指導もされたということですけれども、私もこの質問を考えたときに、この条例に従っていない事業者、設置していないというところを案外よく見かけますので、逆にもっと、取締りじゃないですけれども強い指導をすべきだというふうに思っていたんです。ある一面、あるお店の方に聞きますと、結局いろんなものを入れられてしまうんだ、本来空き缶だけ入れてもらえば処理は当然するんですけれども、余計なものまで入れられて、それまで自分が負わなければいけない、とんでもない話だということで、この条例のことよりも、自分がいろいろ大変な作業をしなければいけないことにかなり怒っていました。そのようなことも聞いてあげるというか、行政がそういう調査をしたときに、いろいろな意見も聞いていくことも必要じゃないかなと思うんですけれども、この点についてお考えを伺いたいと思います。
それから指定袋の話について今御答弁をいただいたんですけれども、私も今までこの環境問題に関してのいろいろな議員の質問された議事録を見させてもらったんですけれども、たしかちょうど去年、おととしぐらいの御答弁の中では、かなり透明・半透明の袋と黒い袋の比較がありまして、透明・半透明の袋はどうしてもプライバシーにかかわるんだという答弁が何件かあったわけでございます。しかし、ここで一気に半透明の袋ということになりまして、このプライバシー云々の話はどうしてしまったのかなという思いがしているわけですけれども、ごみ収集方法の変更に伴って各自治会等で説明会を行ったときに、このようなプライバシーの件について話も出たと思いますけれども、どのような説明をされていたのか教えていただきたいと思います。
それから先ほどの袋の不足の話については、行政は市民に、とにかく指定袋を買ってもらわないと7月以降は収集しませんよというように言っていたにもかかわらず、袋はありませんということはちょっとおかしいといいますか、裏切られたというような気持ちを持っている市民の方もいらっしゃると思います。特に小売店の方については先ほども申しましたので意見にとどめますけれども、やはり小売店、大型店にしても一市民でもありますので、その方々の協力も環境施策の推進の一助になるわけでもございますので、気を使っていただきたい。このことは意見とさせていただきます。
これも意見ですけれども、新たなる問題として、小売店の方は逆に今そのような不測の事態が生じないように相当在庫を持っているみたいなお話も聞きます。こうやればああなる、いろいろなふぐあいの部分をここでちょっと露呈せざるを得ないような状態ですので、うまい対策を是非とも講じていただきたい、そのように思います。
あと、指定袋についてですけれども、炭酸カルシウム配合の袋を今使っておりますけれども、結局は、見方からすれば、炭酸カルシウムを含んだといいますか、ポリエチレンの袋なわけですよね。ですからポリエチレンの袋自体を、その中にごみを入れて結局焼却をしている。そうすると、ただ炭酸カルシウムが入っているというだけで、ポリエチレンの袋自体も焼却していいという形に現実はなっているわけですよね。だから今まで売られていた袋も、ポリエチレン袋ということで売られていたものが実際にあるわけですけれども、それは本来焼却していいものじゃないかなと思うんですけれども、いいのか悪いのか回答いただきたいと思います。
それから分別収集で現場サイドの見直し等が必要なものとか現状を聞いたわけですけれども、紙・布類の収集日について取り残しのないように、指定日と、そしてまた予備日、これは雨が降っていたとか、一時的に降ったとかいうところには2回の収集で努力をしていますというお答えがあったんですけれども、結局、言うなれば1回で済むところを2回やっている、無駄をしている、そのような見方をされても仕方がないんではないか。これは天候のせいにすればそれまでなんですけれども、このような状態の中でやはり1回で収集ができるような方策を考える、その工夫が必要だと思うんです。何かいい考えがないか、今急に伺っても難しいかもしれませんけれども、この必要性を私は感じているんですけれども、どのように考えられるか、以上、再質問をさせていただきます。
◎市長(小澤良明君) 9番加藤議員の再質問の中で、まちをきれいにする条例に関係いたしまして、「観光元年」を言っているんだから、駅周辺の環境美化促進重点地区の役割がもう済んだのではないか、こういう御質問がございました。小田原駅周辺は広域交流拠点ということで県計画にもはっきりと位置づけられまして、先ほど来、22番小林議員の御質問にもお答えをいたしましたように、今県と市の調整が進んでおります。そういう中で、ますますこの駅周辺の重要性というのが神奈川県としても大きくなってきているわけでございます。そして御承知のとおり小田原市の新総合計画も平成10年にスタートということになっておりまして、この新たな大きな柱と申しますのは「交流」ということになっております。いずれにいたしましても、平成10年の新総合計画スタートの柱が「交流」ということ、県計画でも小田原駅周辺が広域交流拠点に位置づけられて、山・静・神交流の拠点として、県の活性化の拠点ともなる、こんなことでもございます。そして平成10年というのはもう一つ二ついろいろとございまして、例えば銅門、櫓門が完成をいたしますし、国体も開催されますし、東海道ルネッサンス構想によります国道1号の1期工事が一応完成する、そのほか、交流とか観光とかということにとりまして大きな変化がある、こんなふうに位置づけております。そこで、平成9年度は観光のスタートで準備期間で、10年度が「観光元年」、そんなような言い方で内部を督励いたしております。観光施策をまとめ上げるために、平成10年の予算あるいは今後の総合計画のスタート年に伴いまして観光を一つの大きな柱に育てたいという意味もありまして、内部の督励のための言葉として「観光元年」という言葉を使っているところでございますが、お説のとおり、そういうことではございます。しかし、駅周辺がまちをきれいにする条例の趣旨から見てこれでいいという状況ではまだまだございませんで、これはこれで継続的に息長く、私どもも、市民のまちをきれいにするという気持ちを引き締めるような施策、イベント等も折に触れ展開していかなければならないし、観光客にもアピールを進めていかなければならない。これはある面で息の長い仕事だなと思っているところでございます。そこはそこでしっかり駅周辺もやっておいて、かつ同時に今後環境審議会の委員の皆様にも御相談しながら、どうこの促進重点地区を広めていくか、こんなことを考え合わせていきたいというふうに考えているところでございます。
以下のところにつきましては、それぞれ担当よりお答えをさせていただきます。
◎環境部長(中川伸廣君) 環境美化につきまして幾つかの具体的な御質問がありましたので、私の方から御答弁をさせていただきます。
まず、自販機についての調査のことで御質問がございました。調査を行ったのは平成7年11月22日から平成8年1月29日の間でございます。自販機のこの調査でございますけれども、届出台数は先ほど市長が御答弁申し上げましたように2500台ほどでございます。そのうち2111台を調査できました。届出どおりに設置されていたものが1339台、指導したものが 772台ございました。いずれにいたしましても、自動販売機の設置の適正化につきましては、今後とも調査をしてまいりますけれども、当然今年もやってみたいというふうに思っております。
それから指定袋の透明の問題でございますけれども、プライバシーの侵害等の御質問がございました。説明会でどのように説明して納得していただいたのかということでございますけれども、その透明にするという目的は、先ほど市長が御答弁申し上げましたほかにも、実は、袋の中身が見えることによりましてごみ収集作業の際の作業員の安全性を確保したいということもありまして、そのところを市民の皆さんには御説明を申し上げて、また指定袋のメリット等も含めまして説明させていただきまして、半透明の袋ということで御理解を願ったものでございます。
それから指定袋の不足につきましては御意見ということなので省略をさせていただきます。
あと、ポリエチレンの袋を燃してどうだろうかというようなことでございますけれども、指定袋にさせていただいた問題と絡み合うわけでございますけれども、幾つかのお願いしたこと、それからメリット・デメリット等のことでございまして、スーパー等の袋がポリエチレンでございますけれども、これを燃していいのか悪いのか、それを議論する前に、私たちはダイオキシンの問題等も当然念頭に入っているわけでございますけれども、指定袋を使うことによりましてごみの減量のために御協力をお願いするという意味もあったわけでございます。できるだけ他の袋を使わないでいいか悪いかというような話になりますと、ダイオキシン関係から燃さないようにしていきたい、こういうふうに思ってございます。
それから紙・布の収集の問題で御質問がございました。現在は、確かに雨天のときにその予備日を設けまして週2回ほど回っているわけでございますけれども、この予備日につきましては、当日の天候の状況によりまして回収率の低下を防ぐべくということで、少しでも資源化を進めたいというねらいで設定したわけでございます。天候というのはなかなか事前に判断するというのは難しいものでございますので、今後は市民の皆様とどういうふうに連携を図っていくのかという問題がございます。それらにつきまして相談しながら柔軟な対応を図っていきたいというふうにも思っておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
◆9番(加藤仁司君) まず、環境美化促進重点地区につきましては、市長の御答弁の中では、ますます駅周辺のごみに対する必要性は高いんだということでお話をいただきました。私も当然そのとおりだと思っているんですけれども、ただ市民の中で、結局、駅周辺といいますか、こういう重点地区が指定されている部分は罰則があるからということで、そこだけ守ればいいんだみたいな、そういう逆のイメージを与えてしまうこともひねくれた考えだとあるかなという感じがするんですけれども、そこを踏まえて、さきの3月の本会議のときに緑志会の代表質問で20番細田議員も再質問のときに述べられましたが、私どもの勉強会で1月から2月にかけてまちづくりアンケートを実施しました。これは川東・川西の 600名の方々のアンケートですけれども、このまちをきれいにする条例について知っている方は 498名、全体の83.3%、知らない方は 100名、16.7%、ほとんどの方が条例の制定は知っている。しかしながら、次の質問で、その条例で指定した環境美化促進重点地区を知っているかの問いについては、知っている方が 278名、46.8%、知らない方が53.2%、大体半分半分という状態です。ただ、一概に言えるわけではないですけれども、指定してから当時約1年半でこの状態だということであります。最初に私が言いましたように、この際、逆に駅周辺だけではなくて市全体を重点地区にする。確かに条例の中では重点地区とはうたっていませんけれども、本市全体をこの条例で指定をしているんだけれども、重点地区という指定はしていない。ですから本市全体を重点地区にするというようなお考えを持った方がいいんじゃないか、また、それを市民にアピールすべきじゃないか、これを一つ提案させていただきますけれども、それについてお考えがあったらいただきたいと思います。
次に、自動販売機の件については、平成7年11月から始めた部分について今後も調査をしたい、今年やりたいという御答弁でありましたので、是非お願いしたいと思います。さきにも言いましたように、やはり事業者も皆さんに言いたいことといいますか、なかなか置けない事情とか、置いてもいろんな事情があるということを酌んでもらうようなこともその際にしてもらえればありがたいと思います。
あと、袋の方の件についてですけれども、きょうはスーパーの袋を幾つか持ってきまして、そこに書いてあるのを読みたいと思うんです。私も専門ではないものですから詳しいことはわかりませんけれども、ポリエチレンだけの袋は焼却しても炭酸ガスと水蒸気が発生するだけだというように伺ってはいるんです。逆に炭酸カルシウム入りの袋を焼却すると炭酸カルシウムですから灰が残る。ポリエチレンだけだと灰が残らない。灰が残らないということは焼却灰ということでそこの総量に影響するというような話になりまして、逆にポリエチレンの袋だけでさっきの炉の延命とかいろんな要素はあるんでしょうけれども、あくまでも袋の中身のごみが問題であって、袋自体は全部いつも燃して影響がどうこうと測っているわけではないと思うので、あくまでも中のごみ、この量、また中身がどうなのかというのが大問題じゃないかなと思いますので、今、例えばポリエチレンの袋ということでスーパーの袋または市販の袋、最低限こういうふうなものを使ってもいいんじゃないかなという感じがするわけです。先ほど言いましたスーパーの袋を幾つか持ってきております。いろいろ影響があるので、どこの袋とは言いませんけれども、この袋は完全に中が見えない袋ですね。これに明示してあるのは、「この袋は焼却しても有毒ガスは発生しません」と書いてあります。この袋については、同じように「焼却しても有毒ガスは発生しません」そして「可燃物ですので火のそばに置かないでください」と書いてあります。もう一つの袋には、これはちょっと驚いたんですけれども、「可燃物ですから火のそばに置かないでください」と書いてあります。それに加えて、これには「生ごみ用として使用できます」というような表示があります。そしてここのところに炭酸カルシウム入りと書いてあるんですね。こういうスーパーの袋も存在をしております。そしてまた色は半透明というか乳白色というか、そういう格好です。特にこの袋については、市では、指定袋しか7月以降はもちろん出してはいけない、燃せないということで回収はしません、ほかの袋は回収しませんということですけれども、あえてこの袋には、この袋は燃せますよ、燃しても有毒ガスを発生しないんだから燃せるんですよというような意味合いで書かれております。消費者からしてみると、市からはそういうふうに言われていても、この袋でも燃せるんじゃないかというふうな意識がやはり出てくるんです。おまけにこの炭酸カルシウム入りの袋といったら、何%入っているかわかりませんけれども、市の指定袋と成分が全く同じような形ですから、逆にこれで出してもいいんじゃないかというような気持ちになるんじゃないかと思います。行政の方はこの袋の存在というのを知っているかどうかわかりませんけれども、スーパーの方は努力をしているというふうに解釈をしていいのか、それともあんまり勝手なことをされては困るというふうに市の方は思っているのか、そういうふうな思いであればやはり指導すべきじゃないか、そういうふうに思うんですけれども、今幾つか述べました点についてお考えをいただければと思います。その2点をよろしくお願いします。
◎市長(小澤良明君) 9番加藤議員の再々質問にお答えをいたします。
まちをきれいにする条例の環境美化促進重点地区を全市内に広げたらどうかという御指摘でございました。これらにつきましては、市民の皆さんからも、私との懇談会だとか、あるいは「こんにちは、市長さん」という手紙制度等でも、ただいまのような御提言はいただいております。ここのところ、この4月からのごみの分別収集の改善・改革によりまして、環境部を挙げて、昨年の秋口からと申しますか、昨年から今年にかけて全力投球というか、そこのところだけに絞らないと間に合わないというような事情が率直に言ってございまして、少しくそのほかの環境施策が停滞している面を私も感じております。御指摘のことも含めまして、クリーン小田原21推進協議会の皆さんの御意見だとか、もちろん議会の皆さんの御意見等々もいろいろとお聞きしながら、あるいはもし全市的に広げた場合に、ただこういうようになったよということだけではなかなか済まない。実効が上がっていくということになりますと、全市的に広めて、それでは今までと逆にいうと全く変わらないじゃないかという形になってはかえっていけないわけですから、ここら辺のメリット・デメリットも庁内で検討させていただいて、環境審議会の方に御相談を申し上げたいというふうに思います。いずれにいたしましても、少しこの問題につきましては時間をいただければありがたいと思うわけでございます。
◎環境部長(中川伸廣君) ポリエチレン袋につきまして、燃せるポリエチレン袋もあるんではないかということでございます。確かに種類よっては、塩化系の入っていない袋につきましては炭酸ガスと水を出すのみというようなことは承知しております。ただ、私たちが指定袋にした目的というのがございまして、できるだけ指定袋にすることによってごみを出しにくくするという目的がございました。ただ、いろいろとまだ柔軟に研究をしないといけないというようなところもございますけれども、一つとして、最近、スーパーなどでは、買い物袋等を持参することによりまして、ある一定のスタンプを設けましてまた後でサービスをするというような方法もとっているようでございます。そういう運動等もあわせながら、その袋につきましても研究をさせていただきたい、こういうふうに思いますのでよろしく御理解をお願いいたします。
◆9番(加藤仁司君) 再々質問についてはすべて時間をいただきたい、研究したい、検討したいということですので、それ以上は言えないのかもしれませんけれども、まずごみ袋については、確かに今の指定袋は一つの役割はあると思います。そして市民の意識啓発のために必要なものだと私も思っています。しかしながら、そこら辺の意識改革を順を追ってしていったときに、そのある時点でもう指定袋じゃなくてもいいんだという状態がくるのを私も期待はしているんですけれども、指定袋となりますと、先ほど言いましたように入札制、結局市場原理からしますと、先ほどの小売店と問屋の関係、こういうふうないろいろ流通する部分に、どうしても市がその間に入らなければいけない。現状は、早い時期に市はそこに介入する必要もないんじゃないかなというような気持ちがあったものですから、その推奨といいますか、材質とか色、厚さ、そういうようなものを規格として定めて、これに見合うものであれば、どう売ろうが、どう価格が安くなろうが、安くなれば消費者は喜ぶわけですから、そういうような研究を是非とも進めていただきたい。これは要望させていただきます。
また、環境美化促進重点地区についても、本当に市長もなかなか言いづらいと思いますし、こちらの方も常に思うのは、市民といいますか住民のモラル、この一言に尽きると思います。例えば私もたばこを吸いますけれども、たばこを持って歩行喫煙をする、これは多く見受けられるんですけれども、特に環境の面だけじゃなくて危険性の面からしても、本当に子供の目線に当たるところにたばこがくる。これはとても危険な感じがしますので、そういったモラル向上のために私も努力をさせていただきたいと思いますので、行政の方もよろしくお願いしたいと思います。
以上をもって質問を終わらせていただきます。