平成21年 5月

2018年05月08日

平成21年5月31日(日)
早くも5月がアッという間に過ぎた感がある。議長選挙疲れはまだまだ抜けていないが、早朝より千葉の姉の元へ母親と共に向かう。
今日は天候が不安定で、雨も降る予報だが、小田原は天気が良い。東名も首都高も順調のようである。確かに、千葉まで渋滞に遭うことも無く目的地の病院まで到着することが出来た。
義兄に電話をして病院で合流。意識不明になっていた姉が、2ケ月後に目を開けたとの報を義兄から聞いてたので飛んできたが、確かに目を開き、瞬きをしている。枕元に母が駆け寄り名前を呼ぶと、母を目で追っているようにも見える。あゝ奇跡なのか?意識が戻った訳ではないが、母にすれば我が子が目を覚まし、乳児のように母を見つめていることが愛おしくて仕方ないであろう。
同じく入院している父も、ようやく口をきき始めたようで、大変なのはこれからである。本日は、横浜で会合に呼ばれていたが、千葉まで来てしまっているためキャンセルした。夕方前には父の病院にも寄って来たのだが、この2ケ月は本当に病院通いであったとつくづく感じている。


平成21年5月30日(土)
昨日の疲れもそう感じることなく目覚め、事務所に居たが、来客や電話の応対に追われた。新聞では議長選の結果のみ報道されていたが、インターネット中継がされていたようで、今回の模様を見ていた方がいたことに驚いた。皆それぞれの思いで事の展開を見守っていたようだ。一様に暖かい言葉をいただいた。
午後には、知人が出展したギャラリーに足を運んだ。ちょうどその店には自民党掲示板を掲示させてもらうことになっており、「牧島かれん」さんと共に掲示板を貼る作業を行った。いつ解散となるか微妙な時期ではあるが、昨年の「牧島かれん」出馬表明に至るまでの経緯は、納得できないし、自民党らしくないと今でも思っている。しかしながら、今日に至るまでの彼女の活動、北朝鮮をはじめとする我が国の防衛姿勢を考えると民主党にはやはり政権は任せられないとの認識等から、自民党候補への応援を決めることにした。「頑張ります」と握手してもらった彼女の小さな手であるが、この先もっと苦しく大変な世界が待っているのである。お世話になった故亀井善之代議士の息子である善太郎代議士も一緒のポスターに納まっており、若いパワーで是非とも日本の将来を語り、日本らしい国を作ってもらいたいものである。
夜には通夜に参列した。


平成21年5月29日(金)
議会運営委員会を経て本会議が開会された。故青木正光議員に対し、会派代表者が弔辞を述べ、皆で黙祷した。青木議員とは数年程の付き合いしかないが、昨年も一緒の委員会で視察に行ったり、勉強会に出席したりして親しくさせてもらったが非常に残念である。ご冥福をお祈りした。その後、議案採決などで午前中は終了した。午後からは、各委員会委員選任の後に正副委員長が決定され、最初の議会運営委員会からいよいよ正副議長及び監査選任の為に断続的な委員会がはじまった。我が会派の内幕をここで述べるつもりはない。ただ、今期最後の議長選挙でもあり、各候補予定者の攻防がはじまるのである。調整と言う時間が流れる。
先の議運では、立候補者が絞られ、名前が挙がった時点で立候補表明を行うということが決定されたが、絞られる時間こそが無駄とは言わないが長時間になってしまうのである。今期は取り敢えず最小限に留め、試験的側面があるのだが、今後は煮詰めていく必要がある。
議運で名前が出た所で、全員協議会室での立候補表明には私を含め3氏がそれぞれ抱負を述べた。私は2番目となり、以下の事を表明した。

この度、小田原市議会議長選挙に立候補を表明した加藤仁司でございます。限られた時間ではありますが、私の思いを一端を述べさせていただきます。
地方分権一括法が施行され、今までの体系からの脱却がはじまっているとはいえ、まだまだ中央集権的な制度は持続され、まさに地方分権の過渡期と認識しております。
その中にあって、小田原市では昨年の5月に加藤市長が誕生し、新たな舵取り役として市政運営を行っているところであります。100年に一度といわれる経済状況の中、その運営は大変厳しく、市町村合併問題や駅前整備等をはじめとする諸課題が山積している本市において、行政の役割と共に議会の姿勢、行動は今まで以上に注目されると推察されます。
そこで、我々議員が本来課せられた使命を十分に発揮させる仕組みを再構築するため、そして住民に我々の活動がより目に見えるようにするためにも議会改革や情報開示を積極的に行うべきと考えます。
そのためにも、幾度か議会改革検討委員会が設置されておりますが、日常の代表者会議や議会運営委員会の中での議論をより充実していくと共に、議会の役割を明確にするため、新たな条例化が必要か否かを協議する議会基本条例検討委員会等の設置も考えていきたいと思っています。
また、本市において本年度は市民参画による13の検討委員会等が実施されるようでありますが、その中には本市の行政の仕組みや形態をドラスティックに替えてしまう施策も垣間見えることから、議会としても徹底的な調査、議論を重ねる場の設置を考えてまいります。
これら議論の根本は、我々は有権者による市政参加の権利の一つである選挙によって選ばれた議員である認識、すなわち住民の代表者であることが、いつの間にか住民と議員は別モノと扱われる論調が目立つ一部の考えを否定していく必要があると思っています。
市長も議員も直接選挙による民意の意志であり、お互いが議論していく中で生み出される政策こそが、本市の現在そして未来への道筋を決定していくものであります。議員と住民は一体の関係であるからこそ、各検討委員会の結果如何にとらわれず、議会としての意志表示を住民意見として尊重すべきであるとの認識を行政当局に訴えていくべきだと思います。
それらを踏まえた上で、現在継続されている合併検討委員会の行方を議会としても注視し、今後の本市及び近隣自治体との連携はどうあるべきかを議論すべき課題として取り上げていきます。
そして、現在市長は次期総合計画の策定に向けて積極的な活動を展開されておりますが、まだ完了していない現総合計画「ビジョン21おだわら」の検証の必要性も議会として求めてまいります。更には、駅前整備をはじめとする重要課題の行方について、議会においては各委員会を横断する課題でもあることから、特別委員会の設置を早急に行うべきと考えます。
さて、次に議員独自の問題ではありますが、周知の通り、議員共済年金制度が破綻の危機を迎えております。全国議長会では制度存続を国に要望している状況と聞いておりますが、果たしてその制度存続の必要性はあるのでしょうか。合併による町村議員共済の一体化により、年金支給対象者の分母は減少し、分子だけが増加している中にあって、将来的には支給される見込みも無くただ掛け金だけ徴収され続けていく状況を是とすべきでは無いと考えます。即刻共済制度解消に向けた提案を議長会で行うべきであると思っています。
以上、時間の都合上、ほんの一握りの抱負を述べただけですが、市長と是々非々で臨む議会を盛り上げるためにも、是非とも議長選挙に勝利し、とことん議論を尽くす議会にしていきたいと思っています。議員各位におかれましては、何卒私へのご支持をお願い申しあげて、議長選挙立候補に対しての演説とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。

本会議が再開され、大野議長退任挨拶の後に選挙が行われ、志澤議員14票、加藤12票、谷神議員1票で志澤議員の議長就任が決定された。その後、武松副議長の辞任の後、副議長選挙が実施され、井原議員15票、田中議員4票、無効票8票により、井原議員が副議長となった。監査委員は奥山議員で、これで3役が決定した。

敗軍の何とかは多くを語らないというが、いつもは独自路線を突っ走る会派が今回は立候補者を出さなかったことは誤算であった。時代が変わったのか、現実路線への転向かは知らないが、今後の成り行きを注目していきたい。
この度応援をいただいた各議員には大変申し訳ない思いをした。しかし、この度の挑戦が少なくと今迄の水面下での攻防から立候補制へのステップとなることは間違いないであろう。勝手な大義かもしれないが、開かれた議会への一歩と見てほしい。


平成21年5月28日(木)
この時期には、必ずと言ってよいほど議会内がバタバタとしてくる。この数日間に議員同士で意見交換や相談が行われ、明日の臨時議会前に一定の決着を見るのである。我が会派もフォーラム市民ネットの解散と共に解散し、フォーラム…に所属していた4名の議員と合流し、新たに9名の会派となり、会派名もフォーラム小田原とした。委員会構成は、事前に事務局に出していた案をほぼいじることなく申し出たことにより、明日の臨時会を迎えるだけとなった。
今回は、2年任期となっている議長選挙を迎える年でもあり、出馬の意向をしているため、今季初めて導入となった議長選挙立候補表明の場があることから、夜遅くにPCに向かって、約5分の原稿を作って明日に臨んだ。


平成21年5月27日(水)
午前中は支所に寄って住民票をとってから車屋に渡しに行く。
午後は、警察署へ防犯パトロール書類の一部変更があったため、訂正後の書類を取りに行った。その後会派会合に出席。
平成21年5月26日(火)
何故か4時半に目覚めてしまった。布団の中に居ても仕様が無いので、起きて途中である倉庫のペンキ塗りを行った。しかし、屋根部分なので夜露で濡れており、タオルで拭きながらの作業。おまけに早朝なので店舗前は十分な駐車スペースがあるにも関わらず、我が家の敷地近くの駐車場に止める車もあって、車が移動した隙に塗るという作業を繰り返した。朝飯前の仕事であった。
その後、会派打合せを行い、帰りには車屋に寄って母の車を即断で購入することにした。自宅に戻り、アシが無くなった母を乗せ病院に向かう。父は既に食事を終わっており、私も久しぶりのお見舞いだ。いつの間にか病室が変わっており、父も相変わらずの状況だが落ち着いている。病院からは介護申請を勧められており、そろそろ次のステップの準備もしていかなければならない。


平成21年5月25日(月)
朝は地元の小学校PTA広報委員会に呼ばれて、防犯団体である橘ブルーアイズの活動状況についての取材を受ける。既に、先週の育成会定例会にて各委員より各々の活動状況報告を受けており、それを一つにまとめた表を渡しながら歓談した。
1時間半にわたり、取材というよりもこちらの思い出話やエピソードに終始した感があり、皆さんそれで良かったのだろうか。
自宅に戻ると、恥ずかしい話だが母が事故を起こしたという。個人宅の駐車場がぬかるみにはまりアクセルを開けた途端にグリップが回復し、前にあったトラックに衝突したようだ。怪我も無く安心したが、フロントガラスは割れ、前部は中破と言ったところか。車は動くものの、修理には相当額を要するだろうが、車検が今年8月でもあることから、直すよりも新規購入を検討することにした。今の車はパワーウインドーでは無く、車高は低く、3ドアなので、使い勝手があまり良くなかったので、新規購入はパワーウインドー、乗りやすさ優先、5ドアで安価な車両を探す必要がある。早速ネットで市内の業者を探してみた。明日、時間があれば寄って行く予定である。


平成21年5月24日(日)
水防訓練に参加した。朝から雨が降っており、時折激しい雨音でもあったことから、中止となるのかと思っていたが、中止連絡も無いのでそのまま防災服に着替えて現地に行く。そもそも水防訓練で各消防団員が体験する各工法は、青天の時ではなく、時には嵐の中での作業となることから、本番さながらの状況で行うべきである。
しかしながら、消防署員、団員の方々によるカッパを着ての作業、汗も出るだろうし、蒸れるし、大変な作業であったろう。ご苦労様でした。
午後からは、また小田原市内に出かけての打合せがある。雨も降ったり止んだりと憂鬱な天気だ。
夜には、寝ようとしたところで、娘を平塚まで迎えに行く。おいおい午前様かよ!


平成21年5月23日(土)
今日遅くか明日は天気が崩れるという。途中である物置への塗装を一気にやってしまおうと、朝6時過ぎから作業を行う。正面及び側面を塗ったのだが、帽子、ゴーグル、マスク、汚れていいジャンバー、手袋と、それだけでも暑いのに、作業をしているので尚更暑い。休憩をとりながらであったが、まだまだ後ろ面や屋根部分も塗らなければならない。
来客2件に対応。


平成21年5月22日(金)
議会運営委員会の後に会派の打合せを行った。5月臨時会を直前に控えて、各会派も慌ただしくなってくる。本欄も内情や動きをひとつ一つ書く訳にはいかないので、これからは淡々とした文書になろう。


平成21年5月21日(木)
午前中に2件を廻った。2件目に寄った薬局では、十数分の間に10人前後の人々がマスクを買いに来た。既にスタッフ用のモノしかないようで、丁重に断っておられたが、我が家には数年前のマスクがまだ残っている。今、着けてはいないが、オークション上では相当高額での取引があるようだ。チケットにしても、何にしても、ダフ屋まがいの行為はいかがなものか。
午後は小田原湯河原線推進協議会に出席し、現在の進捗状況、今後の進め方などを聞いてきた。
夜は育成会の定例会に出席。


平成21年5月20日(水)
午前中は代表者会後に会派打合せ。午後は観光協会理事会に出席した。
今年の行事予定が昨年と同じであったため、少々意見を言わせてもらった。「今年も去年と同じ行事が並んでいるが、先般の北條5代祭は明らかに昨年よりも人数が少ない。この理由としては、GWにおけるETC割引により首都圏観光客が遠方に行ってしまったことも要因にあるのではないか。とすれば、従来通りの手法で今まで以上の観光客を望むことは困難であり、今後は減少を見越した対策をすべきである」と述べたが、他には誰も発言が無かった。
夜は、自治基本条例についての講演会を聴いた。会場は満杯状態ではなかったが、それなりに人が入っていた。講師の話によると、自治基本条例は今後自治体では標準装備となるのもであると言うが、約1800自治体の中で150、今年中には200程度の自治体で条例化するようであるが、10分の1の状態は果たして標準装備と言えるのかは疑問である。地方分権制度への移行も、明治維新、戦後に並べて第3の変革と言われていたが、確かに前者はあらゆる仕組みが劇的に変わったと認識できるが、地方分権は、一部動きはあるものの、財源移譲をはじめとする改革は、依然緩やかな状況のまま推移しており、前2者と並べるべき性格のもの打は無いと思う。
本日出席された方々は、どの位の方々が理解されたか興味深い。アンケートの集計が気にかかる。


平成21年5月19日(火)
地元の橘商工会総会に出席した。総会に続く懇親会ではいつもは飲酒するのだが、夕方や夜に用事が入ってくる可能性がある時期でもあり、バイクで出かけ、飲酒は遠慮した。
挨拶の機会をいただき、先日厚木で開催された「かながわフードバトル」の模様を紹介し、当地域においても「玉ねぎ」という特産品を生かしたイベントや商品を発想し、地域発展に生かしたらいかがかと挨拶したところ、会長も乗り気になってくれ、早速考えるとの言葉をもらった。いつもは飲んだくれて、事務局への迷惑も考えずにズッと居座っているのだが、今日はほどほどに失礼した。


平成21年5月18日(月)
議会土地利用問題検討委員会を傍聴した。懸案となっている県有地や小田原市土地開発公社用地をはじめ、民有地を含めた調査を今後行う予定だという。数十分の協議の後、委員は現地視察に向かったが、既に知っている土地でもあり、自分の用を足しに役所内を廻った。
役所を出て、1件の後援者を廻ったところ、一つ用を依頼され、再度役所に戻った。その後、もう1件のお宅を訪れ、国政選挙や地方選挙、合併等の話を伺い、事務所に戻った。
夕方には、日頃から気になっているコンテナの錆落とし剤を一部塗ったのだが、土、日は隣のコンビニ駐車場利用者が多くて塗装作業が出来ない。車の無い時を見計らって、ボチボチ塗装するしかない。


平成21年5月17日(日)
雨の一日。事務所内整理を行う。視察資料や既に機関の過ぎた計画書等を整理すると、出るわ出るわ、その量も半端ではない。ロッカーの書類も一杯であり、もう少し整理が必要である。
午後は、息子を美容院に送り、それまでの間、家内とスーパーに出かけた。日々、商品の単価はそれほど変わらないのかも知れないが、食料品は安い。悪名高き中国産でなくても安い印象である。


平成21年5月16日(土)
橘中学校の運動会に出かける。既にオレンジ色のベストを着た育成会の方々もテントに数人来ており、暫し話をしたり、競技を見守っていたが、次にアポイントが入っており、学校を後にした。
天気が心配されたが、何とか全競技が出来たらしい。3年生にとっては最後の運動会でもあり、恒例のムカデ競走はクラスの結束力がモノをいう競技で面白い。クラス替えをして未だ1ケ月余りの時期よりも、皆の気持ちが一つになれる時期としては、やはり秋頃が最高なのかもしれない。


平成21年5月15日(金)
事務所にて育成会の役員会をもった。新体制となって初めての会議でもあり、今年の行事について、初めて参加する方々もいるので、次回の定例会には、今までの会計方法やパトロール体制の説明などをおこなう必要があることを確認した。


平成21年5月14日(木)
会派の打合せ。5月臨時会を前に、常任委員会をはじめとする委員への参加調整や情報の共有等を話し合った。昼には、書店に寄って相撲関係の雑誌を購入。入院している父に、入院して間もない頃に好きだった「大学駅伝」の雑誌を見せても無関心であったが、先日その雑誌を渡すと見ながらページをめくっていたことから、母から頼まれていた。自宅に戻り、その雑誌を母に渡したが、果たして興味を示すかどうか。
午後には、予約してあったバイクの6ケ月点検のため家を出た。国道では、数分前に起きたであろう事故に遭遇。怪我人も無いようだが、前部が破損した車があり、渋滞も始まった。ここは、見通しの悪いところでもないのだが、よく事故を見る。見通しが良いせいで、注意力が散漫になるのかもしれない。
1時間くらい、バイク屋で待って点検は終了。店長と話したのだが、最近は50CC(原付)でギア付きの車両はホンダが出しているくらいで、殆どがノークラ(スクーターが多い)となっているため、中型(今はその言い方は違うのかも?)へのステップアップも大型スクーターが主流になっているそうだ。確かに、自分がスクーター(フュージョン)に乗り始めた15年程前に比べると、圧倒的にスクーターが多い。時代のせいかも知れないが、車もバイクもギアチェンジの煩わしさを敬遠する傾向となっているのかも知れないが、複雑、難しいからこそ面白いという事を経験してもらいたいとも思う。


平成21年5月13日(水)
昨日に引き続き、知人の告別式に参列した。自分が市議選出馬の時から、様々なアドバイスをいただき、時には(いや、いつもだったが)逆らったりして十数年のお付き合いをさせていただいたが、本当に残念だ。自分では白血病と言いながらも、普段と変わらずに生活し、酒を飲み、たばこを吸ってきたが、昨年より体調がすぐれずに入院され、数回お見舞いには伺ったが、遂に病に勝てずに逝ってしまった。数々お世話になったことを感謝し、出棺まで見送った。


平成21年5月12日(火)
朝一番で訃報が入り、今夜の通夜に出かけなければならない。通夜と同じ時間にもう一つの会合に出席予定であったが、突然の訃報でもあり、先方に欠席せざるを得ないことを話し、了承してもらった。
この5月は自動車関連税の支払いの月である。既に自動車税の納付書が手元にあるが、バイクや軽自動車を入れて10万円を超えてしまう。都内等は自動車の税金を含む維持管理費をかけるよりも、日頃は交通網が発達していることから電車で、必要時にはレンタカーといったライフスタイルも確立できるが、バスの減回路線でもある当地域では移動手段にはバイクや車は欠かせない。それこそ昔は贅沢品かもしれないが、今や必需品である。毎年、この時期になると重くのしかかる自動車税を考えずにはいられない。
夜は、知人の通夜に参列のため、平塚の葬儀場に向かった。過去に在籍していた代議士秘書の先輩にあたり、私よりも家内のほうが先に知り合っており、二人で冥福を祈った。本人を挟んでの友人達も参列しており、その死を悼んだ。


平成21年5月11日(月)
午前中は医院に寄り、いつもの薬をもらう。先般24時間心電図をとったのだが、異常はないとの診断結果であった。
午後からは議会事務局に行き、政務調査費の修正版を提出した。事務所に戻ると、来客が立て続けに2件あり、市政の情勢など様々歓談した。
本日、民主党の小沢代表が辞任の意向を示したとインターネットニュースに書かれていたが、党首討論直前にしての敵前逃亡かと民主党支持者でも思ってしまうのではないか?違法献金問題が発覚した時には絶対辞任しないと強がっていただけに、この時期の辞任はどう言い訳をするのだろうか。理解に苦しむ。
夜は、各方面から電話がかかってきた。政局や来るべき議長選の話など、現状についての問い合わせがほとんどだ。面白い話を持ち込まれてもいるが、なかなかここでき記すことが出来ないのが残念だ。


平成21年5月10日(日)
朝は天気が良いので、バイクで御殿場ICの手前にある鮎沢PAに向かう。テレビのGW特集で、鮎沢PAのホットドッ君がえらい人気らしい。家族にもお土産で買っていこうと思って寄ったのだが、どこにもそれらしきものが無い。鮎沢は上り車線もあったことに気付き、御殿場ICを一旦出てまたICを入り、上りの鮎沢PAに寄ると、ありました。ホットドッ君。4本購入し、バイクのボックスに入れて自宅に戻った。
アメリカンドックに顔の焼き印がしてあるだけだが、外をカリカリに揚げてあって香ばしい。やはり買って直ぐに食べたほうがおいしいのかもしれない。
事務所の前の倉庫が錆で汚い。天気が良いので再塗装作業をしたいのだが、塗料も買ってこなければならず、ワイヤーを束ねたブラシで錆をこすり落とす作業を行う。次の休みの日にでもコンテナ2基と倉庫1基を同時に塗装するつもりだ。


平成21年5月9日(土)
友人とランチを食べに行った。このような時間を過ごすことはめったになく、思った以上に時間を使ってしまった。事務所に戻って、先日事務局より指摘された政務調査費の訂正個所を直す作業を行う。通帳のコピーを貼り付けるのだが、当該個所のみを抜き出す作業もなかなか面倒だ。しかしながら、きちんと説明がつくようにしなければならないのは当然のことでもあるので、時間をかけてでも非の打ちどころのないような提出書類にしなければならない。
エクセルを十分に使いこなせないのであるが、やはりこのような作業にはPCを使っての作業が一番確実で手っ取り早いものである。


平成21年5月8日(金)
総務常任委員会を傍聴した。企画部からの説明事項が4件あり、最初の説明が新総合計画についてであったことから、様々な質疑が行われ、相当な時間を要した。それも当然のことで、新たな手法による住民意見の収集やその後のスケジュール、文言の訂正指摘等、活発な質疑であったが、この問題は総務委員会だけではなく市政全般にわたるものでもあるが、傍聴議員が少ないことはどういうことだろうか。また、一般傍聴者も1名程しか見られず、果たして住民はどのくらい関心があるのか訳が判らなかった。
午後からは所管との打合せ。その後、GW前に予約を取っていた歯科に出向いたのだが、もらった薬でもう痛みは無い。腫れもひいており、治療するのなら根から本格的に時間をかけて行うので相当な日数を要するらしい。現在、痛みが無く、結論はいつでも良いということなので、少し間をおいてまた通うことにした。


平成21年5月7日(木)
昨日まででゴールデンウィークは終わった。前半は歯痛との闘いで何処にも出られず、後半は遭遇したくなかった大渋滞も経験したりして、アッという間に終わってしまった。
GW明けということもあり、早朝パトロールに参加したところ、2名のブルーアイズメンバーがパトロールに出ていた。このところ、大きな事件は当地域には起きていないが、朝や午後の時間帯に出動してくれるメンバーも固定化しており、形態についてももう一度考える必要がある。


平成21年5月6日()
早朝6:30に出発して母と千葉に向かう。小田原厚木道路の電光掲示板は東名で事故、厚木横浜間6キロ渋滞の表示がある。千葉までは東名を使わなければならないので上り線に入り、海老名SA辺りから渋滞がはじまった。大和トンネル付近で大型トラックと乗用車の事故らしい。全然車は動かず、渋滞を抜けるのに1時間余りかかってしまった。
本当はGWの外出は避けたかったが、この事故さえなければその後はスイスイと車は流れたことから、憎むべきは事故である。いや事故を起こしたドライバー達である。事故渋滞により様々な機関で起きる損失は計り知れない。果たしてこのような高速道路での事故による渋滞の規模により受けた経済損失をはじめとする損害は数値にするとどのくらいとなるだろうか予測をした学者はいるのか?
きっと、自己破産しても、し足りないくらいの損失かもしれない。いっそのこと、過失割合に応じて損害額を国庫に納めさせれば、国庫も潤うし、皆慎重な運転となるかもしれないなあ。


平成21年5月5日()
薬が切れたのか、激痛で目が覚める。医者の言った通り、6時間おきに薬を飲まないといられず、飲むと10分程度で痛みが和らいでくる。
厚木で開催される「神奈川フードバトルinあつぎ」の様子が気になり、家内と共に会場に向かった。会場は市役所前の中央公園と思っていたが通称ハトポッポ公園だという。前宣伝もあり、また厚木シロコロがB-1グランプリ優勝という栄誉からして、相当規模の公園でないと大変だぞという思いは裏切られなかった。
公園は人が溢れ、各売り場もどこまで並んでいるかも見当がつかない。用意されているのかわからないが、最後尾の札も見当たらない。会場に入った時点で「コリャ食えないな」と諦め、会場の雰囲気だけを味わって他の店に行った。
「人は食に集まる」と言ったかどうか判らぬが、近隣だけでなく様々な方面からの客が集まったに違いない。マンネリ化した北條五代祭も、食文化の観点を入れた祭を催したいものだ。


平成21年5月4日()
ETC休日割引のせいか、5月2日だけの高速道路での事故が、例年のゴールデンウィーク数日間の事故数の半分という報道を耳にした。本制度の目的は景気浮揚策の一つとの捉え方が正しいか判らぬが、環境問題から否定的な意見も聞く。
それよりも、事故や渋滞の誘因となっているのなら大問題である。ただ、例えば事故発生率は車両台数が多かろうと少なかろうと余り変わらないという前提なら、前述の事象は車両の絶対数が多くなった所以である。渋滞も然りである。
自分が問題と思うのは、そのようなことではなく、昨日、あたかも小田原市が直面した現実である。
首都圏から気軽に来れる観光地としての小田原は、今回のETC長距離割引制度の開始や、長期にわたる連休と相まって影響を受けた側面を感じずにはいられない。小田原市同様、首都圏周辺の観光スポットの来場者がどのくらいだったか、今後のデータはとても興味深い。
そもそも、現代の背景からすると、景気の落ち込みは、まず観光産業に影響する。ホテルや旅館は金・土などの週末はある程度の人の入りはあるが、平日の客寄せに困っている。一方、平日客として見込まれる定年過ぎの夫婦は、時折遠出したくても高速道路は料金も高くどうしても近場で過ごすことが多い。
それなら、ある程度経済的にも余力があり、平日に行楽を楽しんでもらうため、高速料金を安くすればどこにでも行きやすくなるではないか。それは、観光地の宿泊施設や商店をも潤う結果となるのではないかとの発想でETC料金を平日に割引するほうが効果は期待できるのではないだろうか。
本制度がいつまで続くのかは判らないが、今一番お金を使ってほしい、また使える層をターゲットにした施策が求められていると思う。
周期的に襲う歯の痛みも限界か。歯科に電話し、予約前だが午後に診てもらった。本格的な治療をしなければならないようで、今日は痛み止めと化膿止めの薬をもらったが、流石に処方薬はよく効く。この痛みも明日ぐらいがピークであとは徐々に和らぐらしい。少々ホッとした。


平成21年5月3日(日)
恒例の北條五代祭に参加した。天気は薄曇りといった状況で、風が少々強い。今回は鎧を着込むため、炎天下では体が参ってしまうことを心配したが、この天候ではまずまずだ。着替えを終え、観光客にチラシを配っていざ出陣。
今回は、出陣式を銅門前とし、見物客は堀越しに座っている。従来とは違い、パレード参加の武者達は観客席から見えないせいか、整列は乱れ、緊張感が無い。式典も何をしているのかが見えず、意気が上がっていない。これは再考を促す必要がある。
パレードルートの変更のせいではないが、今年は例年に比べ人の出が少なく感じた。主催者発表では17万人らしいが、人の波が幾重にも重なっていた交差点も、今年はその層が薄い。長期連休のせいか、ETC割引で長距離観光に人気が行ってしまったか判断できかねるが、10数年経験しているものからすると、少々寂しいパレードであった。


平成21年5月2日(土)
家内と共にショッピングセンターに寄って買い物をする。久しぶりに数件の店を廻り、昼食もとった。家具や寝具、あらゆる小物も20年前よりも安いし、種類も多い。テレビなどでは依然景気について消費者の購買意欲を削ぐようなネガティブキャンペーンをはっているように思えるが、皆財布の中身を気にせずに購入しているように見える。
歯の痛みも薬で騙し、逆にじっとしているよりも動いているほうが気を紛らわすことが出来たようだ。


平成21年5月1日(金)
歯が痛い。いや、正確には奥から2本目の金冠を被せた場所が痛くて噛み合わせることが出来ない。おまけに頬も膨らみ始め、こぶとり爺さんのようだ。家内からも左右の頬がアンバランスだと指摘され、食事にも、日常にも影響がある。PCに向かっても痛さでやる気が起きない。歯痛は何度も経験しているが、本当に嫌なものだ。
行きつけの歯科に電話して予約をとったが14日まで予約はいっぱいのようだ。市販の薬で痛みを和らげたが、いつこの痛みがまた襲ってくるかわからない。議会中でなくてよかったとも思えるし、GWの期間で幸いだったと思うしかない。